中3生に6月の下野模試を受けてもらいました。
定期テストと模試では点数が大きく違うことも
珍しくありません。
その理由と夏休み前に現状を知る意味について
塾講師の視点からお伝えします。
なぜ6月に下野模試を受けてもらったのか
当塾では今年、中3生に
6月の下野模試を受けてもらいました。
理由はシンプルです。
高得点を取ってほしかったからではありません。
今の時点での実力を、
できるだけ早く知ってほしかったからです。
受験勉強が本格化する前の6月に、
一度「現在地」を確認しておく。
それが今回の目的でした。
定期テストと下野模試は別物
まず前提として、定期テストと下野模試は
問題の性質がまったく異なります。
定期テストは直近の授業範囲から出題されます。
授業で習ったことを中心に、
対策を立てやすい構成です。
一方、下野模試は入試を意識した出題で、
これまで学んできた範囲全体から問われます。
問題の切り口も定期テストとは違います。
つまり定期テストで点が取れているからといって
下野模試でも同じ点数が出るとは限らないのです。
下野模試では70点、100点下がることもある
これまで多くの中学生を見てきた感覚として
定期テストより下野模試の点数が
大きく下がることは珍しいことではありません。
定期テストとの差が50点程度であれば、
むしろかなり良い結果だと感じています。
70〜100点程度下がるケースは十分あり得ますし
場合によっては定期テストの半分近くの点数に
なることもあります。
これは特定の生徒の話ではなく、
長年の指導のなかで繰り返し見てきたパターンです。
定期テストの点数をそのまま実力だと思わない
定期テストで高い点数が取れているのであれば
それはその努力の結果です。
否定するものではありません。
ただ、定期テストで取れた点数と、
入試に近い広い範囲のテストで取れる点数は
同じではありません。
この二つを「同じもの」として受験に臨むと
本番で思わぬギャップを感じることになります。
だからこそ模試という形で、
実際に広い範囲の問題を解いてみる経験が
必要だと考えています。
6月ならまだ時間がある
今回6月に受けてもらったことには
もう一つ意味があります。
夏休みがまだ前にあることです。
仮に結果が思わしくなかったとしても
気持ちを整えて夏の勉強に入るだけの
時間があります。
9月以降に初めて模試を受けて現状を知るよりも
6月のうちに知っておく方が、
動ける余地が大きいと考えています。
早く現在地を知ることに意味がある
早めに現状を知ることは、
落ち込むためではありません。
これから何をするか、
夏休みをどう使うかを考えるための
材料にするためです。
模試の結果は次の行動を考えるためのデータです。
点数そのものに意味があるのではなく
その点数から何を読み取るかが
大切だと思っています。
まとめ
下野模試の結果を見て、
驚いた中3生もいるかもしれません。
しかし6月ならまだ夏休み前です。
大切なのは点数に一喜一憂することではなく
今の自分の位置を知り、
これからの勉強につなげること。
その第一歩として
今回の模試を活かしてもらえればと思います。
受験やテスト結果については、こちらの記事でも書いています。
→ 本当の実力が見えてくるのは中間テストの後から
→ 平均30点台のテストで見るべきもの
→ 一年で一番差がつくテストかもしれない