こんな塾は選ばないで|保護者が見落としがちな失敗例と注意点
塾選びは、お子さんの成績や将来に直結する大切な決断です。しかし、説明会やパンフレットの印象だけで判断すると、意外な落とし穴に気づけないことがあります。
たとえば「成績が上がります!」という宣伝文句。実際には、入塾時点で意欲が高く家庭学習もできていた子だけの結果を強調している場合もあります。全員が同じ成果になるわけではありません。
また、月謝以外の追加費用が多い塾にも注意が必要です。入塾時に提示された金額が安く見えても、教材費や講習費が加わると年間で想定以上の負担になるケースがあります。特に季節講習の料金や回数は、事前にしっかり確認しておくべきポイントです。
さらに、講師の入れ替わりが頻繁な塾も避けたいところです。担当が変わるたびに、学習状況や性格への理解がリセットされ、成果が安定しづらくなります。
見学や体験授業では、教室の雰囲気や講師の関わり方をよく観察し、「この子の場合はどんな年間プランと費用になりますか?」と具体的に質問してみましょう。数字やスケジュールで答えられる塾は信頼度が高い傾向があります。
塾選びは、宣伝文句だけでなく中身と費用の透明性を確かめることが大切です。