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平均点の中学生でも50〜100点アップで偏差値55以上の進学校を目指せる宇都宮市の個別学習塾 rank A です。
2学期が始まり、少しずつ授業や課題のペースが本格化してきました。
この時期、意外と多いのが「子どもの元気がない」「やる気が落ちてきた気がする」というご相談です。
実は、2学期序盤は“心の揺らぎ期”。
テストも進路も気になり始める一方で、「自信」と「不安」の波が交互にやってきます。
今回は、そんな不安期の子どもに対して、保護者がどんな“言葉がけ”や受け止め方をすればよいかをお伝えします。
■ 「励ます」より「共感」が心を立て直す
保護者の方がつい言いたくなるのが「大丈夫、頑張れ!」という励ましの言葉。
もちろん悪い言葉ではありませんが、子どもが不安を抱えているときは、
励ましよりも共感が効果的です。
たとえば、
「そのテスト、心配なんだね」
「結果が出ないと不安になるよね」
と、まず気持ちを受け止めてあげるだけで、子どもの表情が少し緩みます。
大切なのは、気持ちを否定せずに共感すること。
「そんなことで落ち込まないで」「気にしすぎじゃない?」という言葉は、
子どもにとって「自分の不安をわかってもらえない」と感じさせてしまうことがあります。
■ “沈黙”も子どものサイン
不安をうまく言葉にできない子も多いです。
そんなときは、無理に話を引き出そうとせず、静かに寄り添う時間も大切です。
「何かあった?」と聞くより、
「ちょっと疲れてるみたいだね。今日は早めに休もうか」
と、状況を優しく受け止めてあげると安心します。
“待つ姿勢”が、結果的に自分から前向きになるきっかけを作ります。
■ 「頑張っているね」の一言が自己肯定感を支える

中高生は、成果よりも「努力を認めてもらえた」ときに最もやる気が上がります。
テスト結果が出る前でも、
「前より早く机に向かうようになったね」
「自分で予定立ててて偉いね」
といった言葉がけが、自己肯定感を回復させるスイッチになります。
保護者の“見守る目”は、成績よりもずっと大きな支えです。
■ まとめ
秋は勉強も進路も動き出す季節ですが、同時に心の波が大きくなる季節でもあります。
不安や焦りを感じるのは、真剣に向き合っている証拠。
保護者の方の一言が、その不安を「前に進む力」に変えることができます。
「頑張れ」よりも、「わかるよ」「見てるよ」。
たった一言で、子どもの心は驚くほど軽くなります。
rank Aでは、学力だけでなく「心のコンディション」も含めてサポートしています。
次回は、そんなメンタルを整えるための「勉強のリズムと休息のバランス」についてお話しします。

