附属中の数学授業はなぜ理解格差が広がるのか

授業からの気付き

宇大附属中の数学授業は、
一般的な中学校とは
少し違うことがあります。

例えば

・先生作成プリント中心
・教科書をほとんど使わない
・できる生徒が解説する
・議論型の授業になる

こうした授業は、うまく機能すると
とても良い学習環境になります。

実際、附属中の授業は
考える力を重視したレベルの
高い授業だと感じます。

ただし、その一方で
ある現象が起きることもあります。

それが理解の差が広がることです。

当塾の考え方については、
こちらの記事でも書いています。
なぜ当塾は他塾と共存できるのか


附属中の数学授業で理解差が広がる理由

授業のレベルが高い学校ほど
「理解している前提」
で授業が進むことがあります。

先生がすべてを丁寧に
説明するのではなく、

  • 問題を考える
  • 生徒が解説する
  • 考え方を共有する

という形です。

これは本来とても良い授業です。

ただしこの形式では
理解できる生徒と
理解途中の生徒の差が見えやすくなる
ことがあります。


「できる生徒の解説」が起きる理由

附属中では問題を解いたあとに
できる生徒が前に出て
解説する場面もあります。

これは

・考え方を共有する
・別解を知る
・理解を深める

という意味で、とても良い方法です。

ただし同時に
・理解している生徒
・理解途中の生徒
の差が見えやすい授業でもあります。


聞いているだけになる生徒

理解が追いつかない場合、生徒は

考える

分からない

質問する

ではなく
聞くだけ
になりやすいです。

そしてこの状態が続くと

理解差

自信差

参加差

が生まれてしまうことがあります。


面白い観察があります

これは授業とは少し離れますが
数学の指導をしていて、
ある傾向を感じることがあります。

それは
女子は図を書くことが多い
男子は図を書かないことが多い

ということです。

もちろん例外はありますが
全体としてはこの傾向を感じます。

図を書けば整理できる問題でも
男子は図を書かずに
解こうとすることがあります。

一方で女子は
問題文の図に書き込みをしたり
自分で図を描いたりすることが
多い印象です。

こうした小さな違いも
数学の理解に影響することがあります。


数学は「ズレ」が残りやすい教科

数学は
理解したつもりでも
考え方のズレ
残ることがあります。

そしてそのズレは

  • 関数
  • 図形
  • 応用問題

で表面化することが多いです。


最後に

附属中の数学授業は
考える力を重視した、
レベルの高い授業です。

その一方で理解のズレが残ると
その差が広がることもあります。

もし数学の理解に違和感がある場合は
早めに整理することが大切です。

数学では、考え方を整理することがとても大切です。
こちらの記事でもその一例を紹介しています。
数学・物理で詰む高校生の共通点「図・グラフが書けない」

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