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勉強は手書きじゃないとダメ?ICT教材を使う塾長が考える学習効果

勉強は手書きじゃないとダメ?ICT教材を使う塾長が考える学習効果

勉強は手書きが一番は本当なのか?

「勉強は紙と鉛筆でやるのが一番」
という意見を耳にすることがあります。

実際に手書きのほうが記憶に残りやすい
という研究や、書くことの大切さを
指摘する意見もあります。

私もそれを否定するつもりはありません。

ただ、そこから
「だからICT教材(デジタル教材)はダメ」
「何がなんでも手書きでなければ」
と結論づけるのは少し短絡的ではないかと
感じています。

当塾の中学生はICT教材を使っていますが
手書きの学習もしっかり行っているからです。

個別学習塾 rank Aでの使い分け

数学の計算では、計算過程を
必ずノートに手書きしてもらい、
ICT教材には答えだけを入力します。

途中式を自分の手で書くことは、
考え方を身につけるうえで欠かせません。

英語では例文をノートに各3回書いてもらいます。

実際に書いてみることで
スペルや語順が確認できます。

また、まとめ学習では必要に応じて
プリントに書き込みながら内容を整理します。

画面を眺めて
答えを入力するだけの勉強はしていません。

ICT教材(デジタル教材)には手書きにはないメリットがある

ICT教材にも、はっきりしたメリットがあります。

1つ目は説明のばらつきを抑えられることです。

人が説明すると、先生によって詳しさや言い方が
変わることがあります。

同じ教材を使う限り、
基本的に同じ説明を提供できます。

ただし全員にとって同じ説明が
最適とは限りません。

ピンとこない生徒には別の角度からの説明や
人による補足が必要です。

2つ目は機械は疲れないことです。

同じ問題や解説を何度でも出せるので
反復練習に向いています。

もちろんこれは何でも正しく教えられる
という意味ではありません。

3つ目は答え合わせなどの作業を
効率化できることです。

正誤判定のような決まった作業を任せることで
生徒は演習を進めやすくなり、
私も単純作業だけに時間を取られずに済みます。

こうした効率化は
運営コストを抑えることにもつながり
授業料を抑えやすくなる一因にもなります。

ただし実際の費用は教材費や
運営方法によって変わるので、
「ICTを使えば必ず安くなる」とは言えません。

大切なのは人件費を削ることではなく、
効率化できる部分は効率化し、
その分、人が対応すべき指導に力を使うことです。

手書きとICT、それぞれ得意なことがある

手書きが役立つのは
・計算過程を書く、
・英文や重要事項を書いて練習する
・図や式を書きながら考える
・ノートやプリントで整理する
といった場面です。

ICTが役立つのは
・問題演習の繰り返し
・答え合わせ
・解説の確認
・理解度のチェック
といった場面です。

ただし、これは絶対的な分類では
ありません。

ICTでも考えながら学べますし、
紙の教材でも答えを機械的に
写すだけになることはあります。

教材の形式だけで学習効果を決めつけず
実際にどんな学び方をしているかを
見ることが大切だと思います。

人が教える役割

ICT教材だけで、すべての問題が
解決するわけではありません。

どこでつまずいているのかを見つける、
理解度に応じて説明を変える、
勉強の進め方を一緒に考える。

これは人が関わるからできることです。

ICT教材を使うのは
人の指導を不要にするためではなく
限られた指導時間をより有効に使うためです。

ICTだけでも手書きだけでもない、理想の学習方法

「勉強は何がなんでも手書き」でも
「ICTさえ使えば効率的に学べる」でもなく
手書きには手書きの、
ICTにはICTの良さがあります。

当塾ではICT教材を使いながら、
計算はノートに書き、英文も書き、
必要に応じてプリントでまとめています。

大切なのは、紙かデジタルか
という形式ではなく、
「何を、どのように学ぶか」だと
考えています。

AIや教材などについてこちらの記事にも書いてます。
→「人に教える」が最強の勉強法だと久しぶりに実感した話
→AI時代こそ国語力が必要になる
→質問しない生徒は理解していないのか

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