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質問しない生徒は理解していないのか

質問しない生徒は理解していないのか

「質問しない生徒は理解していないのでは?」
と思われることがあります。

しかし実際には、
まず自分で考え続けるタイプや、
黙ってノートを見せて
確認するタイプの生徒もいます。

質問しないタイプの生徒

授業中、一度も質問しないまま
時間が終わる生徒がいます。

問題を解く手は止まらず、ペンを走らせ
何かを考え、また書き直す。

声をかけると「大丈夫です」と
短く返ってきます。

こういう生徒を見て、
「本当に理解できているのだろうか」
と感じる保護者の方や先生は
少なくないと思います。

質問がないことへの不安は、
自然な感覚でもあります。

ただ指導の現場で感じることがあります。

質問しない生徒が、
必ずしも理解できていないわけではない
ということです。


「質問しない=理解していない」ではない

質問する回数と理解の深さは
必ずしも比例しません。

もちろん、わからないまま
聞けずにいる生徒もいます。

そのケースは丁寧に拾っていく必要があります。

ただ一方で、質問していないのではなく
「まず自分で考えたい」タイプの生徒もいます。

わからない部分に気づいていながら
すぐに人に聞くのではなく、
自分の中で一度整理してから動こうとする。

そういう生徒にとって、
質問は「理解の途中」ではなく
「理解した後の確認」に近いものかもしれません。


ずっと考えているタイプ

同じ問題を長い時間
じっと見ている生徒がいます。

消しゴムで消しては書き、また消す。

周囲から見ると
止まっているように見えますが
本人の中では何かが動いています。

こういう生徒は、
考えることそのものに
時間をかけています。

答えにたどり着くまでのプロセスを
自分の手と頭だけで追おうとする。

途中で声をかけすぎると
かえってその流れが止まることもあります。

静かに考え続けている、
それ自体がひとつの学び方だと思います。


黙ってノートを見せる生徒

こういう生徒は問題が解き終わると
黙ってノートをこちらに
差し出してくることもあります。

「合ってますか」とも言わない。

ただノートを見せる。

見ると、問題の解き直しが
丁寧に書かれていました。

間違えた箇所に
自分でコメントを書き込んでいます。

言葉での質問はありませんでしたが
そこには理解しようとした跡が
はっきり残っていました。

こういうコミュニケーションの仕方を
する生徒もいます。

言葉で聞く代わりに、
自分の思考をノートに乗せて示してくる。


生徒によって確認の仕方は違う

すぐ「わかりません」と言える生徒がいます。

一方で自分の中で何度も繰り返してから
最後に一問だけ聞いてくる生徒もいます。

ノートを見せて反応を待つ生徒もいれば
次の授業で「先週のあれ、解けました」
とだけ報告してくる生徒もいます。

どれが正しくて、どれが間違い
ということはありません。

理解の確認方法は、生徒の数だけある
と感じています。


指導する側が気をつけたいこと

「最近、質問がないけど大丈夫?」
という声かけは、悪意がない分だけ
難しいものです。

静かに考えているタイプの生徒には
その問いかけが
「質問しないのはよくないこと」
というメッセージとして
届いてしまうこともあります。

指導する側が気にしたいのは、
質問の量よりも理解の中身だと思います。

演習の結果、ノートの使い方、
問題へのアプローチの変化。

そういうところから
読み取れることは多いです。

質問しない生徒を「受け身」と捉えるより
「別の方法で確認している」
と見る視点を持っておきたいと思います。


まとめ

質問の多さだけでは理解度は測れません。

生徒によって理解の仕方も、
確認の仕方も違うのだと思います。

生徒の学習スタイルについては、こちらの記事でも書いています。
丁寧に解く子ほど時間が足りなくなる理由
高校数学の「答えを見てはいけない呪縛」
予習が当たり前の世界

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