栃木県の高校入試では学力検査の比重が大きく
内申だけでは安心できません。
中3後半は定期テスト対策に偏らず、
下野模試や入試形式の問題にも時間を使い
勉強の比重を少しずつ入試対策へ
移していくことが大切です。
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中3生を見ていると、
これからの時期、気になる声が出てきます。
定期テストが近づくと、
「定期テストの勉強で精一杯で、受験勉強がほとんどできませんでした」
という声です。
中3生は、そろそろ定期テストだけを見てはいけない
もちろん、定期テストを頑張ること自体は
悪いことではありません。
中1・中2はもちろん、中3前半までは、
定期テストにしっかり取り組むのは
大切なことです。
学校の授業内容を理解する練習にもなりますし
基礎学力を固める意味でも欠かせません。
「中3になったら定期テストは無視していい」
というつもりは全くありません。
ただ、時期によって、勉強の目的と比重を
少しずつ変えていく必要があると感じています。
定期テストと高校入試では、求められる力が違う
特に英語・国語ではこの違いがはっきり出ます。
定期テストは学校で習った範囲・教科書・ワークなど
いわば「決められた範囲」の理解度を測るテストです。
一方、高校入試では、初めて見る文章を、
限られた時間の中で読み解き、
複数の知識を組み合わせて答える力が求められます。
定期テストで高得点を取る勉強と、
入試で得点する勉強は完全には一致しません。
一方で数学・理科・社会は、
定期テストで身につけた内容が
そのまま入試の土台になる部分も多く、
5教科をひとくくりに考えないことも大切です。
栃木県の高校入試では、内申だけが重要なわけではない
栃木県の県立高校入試では、
調査書の評定(内申)ももちろん関係しますが
学力検査で得点する力の比重が大きいのが特徴です。
さらに、現在の中3生が受ける
令和9年度入試からは制度が変わり、
特色選抜・一般選抜を問わず、
受検者全員が学力検査を受けることになります。
つまり、そもそも「内申さえ確保できれば安心」
という考え方が通用しにくい入試制度であり
この傾向は今後も変わらないということです。
下野模試・入試形式の問題に使う時間を増やそう
定期テストが
「学校の授業をどれだけ理解できたか」
を見るものだとすれば、
下野模試は
「今の自分が入試形式でどれくらい得点できるか」
を見るものです。
中3後半は、定期テストの点数だけでなく
下野模試の結果や入試問題への対応力にも
目を向けてほしいと思います。
「定期テストを捨てる」のではなく、勉強の比重を変える
大切なのは、「定期テストか受験勉強か」
の二択で考えないことです。
中3前半は定期テスト対策の比重が
大きくても構いません。
しかし中3後半になったら、
少しずつ入試対策の比重を増やしていく。
定期テスト前には学校のテスト対策も必要ですが
その期間だけ受験勉強が完全にゼロになるのは
避けたいところです。
「何を勉強するか」だけでなく、
「何にどれくらい時間を使うか」
を意識する時期に入っています。
中3後半は「入試で点を取る勉強」を意識しよう
定期テストは大切です。
でも、最終的に高校入試で問われるのは、
入試問題で得点する力です。
宇都宮・栃木県の中3生には、
下野模試や入試形式の対策にも
きちんと時間を使い、
少しずつ入試本番に向けた勉強へと
比重を移していってほしいと思います。
塾でもこうした時期の変化を意識しながら
指導にあたっています。
テストについてはこちらの記事でも書いてます。
→テストの点数だけで、実力は分からない
→テスト結果で一喜一憂しないで!
→中3生に6月の下野模試を受けてもらった理由
→学校ではまだ習っていない。でも下野模試には出る。
→定期テストで80点でも、中1・中2の内容は意外と忘れている